White Paper of SINGA

wisdom / narrative / vision

全体目次:

  • 献歌「久遠」

  • SINGAの概要

  • Chapter 1 - 現代の瞑想法としてのSINGA

  • Mai’s Essay 「S I N G A 歌う瞑想 −誕生の背景−」

  • Chapter 2 - ”問題"と呼ばれるものへの根源的なアプローチとして

  • Chapter 3 - 繰り返される日常”から、”一新され続ける日常"を生きる

  • コラム「いくつかの視点から / 音楽、瞑想、科学、日本文化、意識」

  • Chapter 4 - 母音を響かせる 「意味の世界から無意味の世界へ」

  • Chaper 5 - 真我・悟り・マインドフルネス

  • Mai’s Essay - 日記 結び目

  • Chapter 6 - 透明な涙・創造性

  • Chapter 7 - 創造的に生きるとは誰でもない人として生きること


献歌

久遠

Theme song for SINGA

真我の景色を、この歌と音楽の響きに、結晶化しました。

“久遠”は、SINGA の全体を貫くテーマ曲。真我を生きる全ての存在の歩みを讃える。
SINGA Founder 酒本信太によって作詞・作曲・演奏・録音された。

この曲を聴くとき、詩にも出てくるのですが、手を開いて、全て握りしめていたものを放して、自らの真我と共振するということを意図して、じっと瞑目して聞いてみてください。共に母音を発声しながらSINGAを行っていただいてもかません。

About SINGA

「 S I N G A - 歌う瞑想 - 」は、声と音を使った瞑想法です。

自分自身の神聖さと繋がり、真我の体験を促します。

生命本来のポテンシャルの呼び起こし、人間が持つ本来の在り方が開花していく、具体的な知恵と方法です。

Core of SINGA

SINGAの核となるのは、音楽に乗って声を出すというプラクティスです。

音楽に乗って、身体を揺らし母音を発声していくことで、全身の緊張を緩め、同時に思考過多に陥った脳内環境(モンキーマインド・自動思考等)を鎮めていきます。

明確化された意図を持って、プラクティスを行うことで、あなたの存在状態が整い、平和的、創造的な心身の状態が、自ずと立ち現れてきます。

もともとは、SINGA Founderである酒本信太と酒本麻衣の二人が音楽制作の際に、深く自分自身にダイブするための日常的なプラクティスとして、2018年から7年に渡り実践してきました。

その後、作品制作という枠組みを超えて、内なる平和を生きることの豊かさを具体的な知恵と方法を持って、万人に開かれた形で伝えていきたいという願いの元、この「S I N G A」は生まれました。

3 MOVEMENT

SINGAの三つの智慧

1.ゆらゆら

S I N G Aに入る前に誘導運動 “ゆらゆら”を行います。

自発動・不随意運動と呼ばれる身体の無意識の動きを誘発します。最初は、意図的に身体を揺らしながら、身体の心地よさにフォーカスし、身体を伸ばしたり、ゆすったり、さすったりしていきます。動作を続けると、あくび・涙・鼻水が出たりと、身体が反応を始めます。さらに、「こうやって動かそう!」と思う前に、身体が勝手に動き始め、普段しないようなヘンテコな動きなども現れます。

この動きに委ねていくことで、身体の本来の調整機能が発動していきます。

身体から上がってくる感覚に開かれた状態で、声を出すパートへと移行します。

2.SINGA

音楽にのって、身体を揺らし​ながら、「ん」の発声から始ま​り、日本語の母音である「う・お・あ・え・い」を発声していきま​す。
母音という意味のない音を発​声し続けることで、意味の世​界から、無意味の世界へと踏​み込んでいきます。

分別意識優位から、創造・統合の意識​状態へと移行していきます。

そして、この普段の分別意識​(過去の反復された思考・感​情によって強固になっている​自分というアイデンティ)か​ら、解き放たれると、内側か​ら湧いてくる無分別の生命の​力が溢れ出していきます。

この溢れ出しによって、私た​ちは、自分自身に本来備わっ​ている自然治癒力や、創造性・才能が​表出していくことが狙いで​す。

3. 空白

「空白」で​は、音楽に乗って母音を発声し続​けた後のぽかんとした瞬間に浸っ​ていきます。

この自我が澄み切った、深い瞑想​状態における真我の感覚に至る​と、生命本来の治癒力、古い信念​体系の書き換えが発動​し、創造的なアイデアも抵抗なく​現れやすくなります。

また身体感​覚としても軽やかさ、自由が生​じ、あなたは以前の「自分」とい​う感覚を忘れ、一新されたフレッ​シュな自分自身を感じるのです。

これは、新しい自分になるという​よりは、よりあるがままなあなた​に出会い直すということであり、​新しくも懐かしいという感覚があ​ります。

その結果、自らの思考や思い込​み・習慣によって制限をかけてい​た才能や能力が開花しやすい平​和・創造的な心身環境が醸成さ​れ、生命や世界とのつながりを感じながら、安心・喜びを元とした人生が​開かれていくのです。